トヨタのミニバン

2015年版新型アルファードとヴェルファイアの違いを徹底解説!

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アルファード VS ヴェルファイヤ

・両車同時フルモデルチェンジ

去る1月26日、東京江東区のトヨタ自動車ショールーム「メガウェブ」にて アルファードとヴェルファイアの新車発表会が催されました。

アルファードは2回目、ヴェルファイアでは初のフルモデルチェンジ。

新型アルファード

(2015年1月26日発売 新型アルファード)

今回、両車は〝ミニバン〟でなく

〝大空間高級サルーン〟というコンセプトで開発されたとの触れ込み。

またボディを補強し低重心化を実現。リアサスペンションにはダブルウィッシュボーンを採用し、旧型に比べると走行の安定性や乗り心地、静粛性が格段に向上しているそうです。

新型ヴェルファイア

(2015年1月26日発売 新型ヴェルファイア)

(写真は全て公式サイトより)

2014年の末に予約を開始した時点では 実際に2台のクルマを見ることはできませんでした。 各ディーラーに実車が配備され、試乗ができるこのタイミングで新型2車種の違いを徹底的に解説します!

世間一般では高級車の部類に入るトヨタのこのアルファードとヴェルファイアの違いはどこにあるのでしょうか?

・アルファードとヴェルファイアは一言で言ってしまえば「同じ」!?

寒風吹き荒れる冬のある日、筆者はトヨペットに出向きました。

アルファードはトヨペット店、ヴェルファイアはネッツ店と 2台はトヨタ内でも販売チャンネルが異なるため、 実際に見るには2つの店舗に赴かなくてはいけません。

 

「どっちもトヨタなんだから、どちらか一方で 両方の話を聞けばいいんじゃないの?」

 

そう思った方もいらっしゃるかもしれません。 それは半分正解で、半分は不正解。 そのワケを、取材のレポートでお伝えします。

 

担当して下さったのは、若くして販売主任を務めるHさん。 挨拶を済ませると、初球からド真ん中ストレートの質問を投げかけます。

 

「アルファードを見に来たんですが・・・ ヴェルファイアの違いって、なんですか?」

「ええ、まずはそこからですよね」

 

優しい微笑みのあと、こんな言葉が飛び出しました。

 

「アルファードとヴェルファイアは、同じです」

 

「えっ・・・?」

 

絶句する筆者に、Hさんは柔らかい表情を崩さず繰り返します。

 

「まったく同じなんです」

「お、同じなんですか?」

「はい、同じです」

 

あっけらかんと、三度も言い放つHさん。 アルファードとヴェルファイアが同じ?? 突っ込んで詳しく話を訊くと、こう説明して下さいました。

 

「アルファードとヴェルファイアは、ベースはまったく同じクルマです。 ドアを開ければ、中は全部同じ。 シートレイアウトも、エンジンも、価格も燃費もトルクも同じ。 ただ、ボディだけが違います。 フロントとリアのデザイン・・・つまり、見た目ですね。 ターゲットを2、30代としたヴェルファイアと、 30代から60代としたアルファード。

2台を合わせれば、上から下まで、 すべての年齢層をカバーできます」

 

なるほど。 ということは・・・

 

「アルファードとヴェルファイア、

どちらを選ぶかは、自分の好みだけ?

「その通りです」

同じコンセプトで開発されたとなれば、中身は同じであることにもうなずける…が、

分かりやすいというか、騙されたというか・・・。 肩透かしを食らった気分になった筆者でした。

 

・「同じだけど違う」クルマを売る理由

同じクルマを違うデザインで売るということについて、 少し掘り下げてみようと思います。

歴史を紐解くと、もともとヴェルファイアは「アルファードV」という車種の後継車。

2008年、アルファード初のフルモデルチェンジに伴って ネッツ店で販売していたアルファードVに代わり「ヴェルファイア」としてデビューしました。

実はアルファードとヴェルファイアだけでなく、 ヴォクシー、ノア、エスクァイアも「同じだけど違う」クルマだそう。

 

(注:エスクァイアはカラーラインナップや価格が少しだけ違うものの、 中身は他の2台と同じとのこと)

そしてやはり、それぞれがネッツ、カローラ、トヨペット店で販売されています。 それは、販売チャンネルのターゲットが違うからだとか。

 

現在4つあるトヨタの販売チャンネルは、それぞれ
トヨタ・・・高級車種、商用車
トヨペット・・・中、高年層向け
カローラ・・・ファミリー層向け
ネッツ・・・若年層向け

と、取扱い車種のコンセプトが分かれています。

 

Hさんの言葉を借りれば、

 

「それぞれのお客様が足を運びやすい空間に それぞれのお客様が求めるクルマを並べる」

 

それが、販売店を複数のチャンネルに分ける理由だそうです。

 

そして、同じクルマのデザインを変えて 別の客層に向けて展開する戦略は、 初めて聞くとなにか小狡いような印象を受けますが

メーカー側からすれば開発コストも抑えられる、効率のいい商法でもあります。

 

中身が同じでも、外見を変えるとお客さんが変わる。

男は女の見た目に惑わされるとはよく言いますが、 女性だけでなく、クルマにも惑わされていたのかもしれません。

 

筆者はクルマ好きを自称していながら その事実に気づかなかった自分自身に落胆しましたが、 落ち着いて考えてみると これは消費者にとっても嬉しいことだと思い至りました。 これらの車種はカラーだけでなく、
デザインのラインナップが用意されているのですね。

 

・答えは、「見る」と解る

 

どちらか一方で両方の話を聞けばいいのでは?という疑問が 半分正解で半分不正解だと言ったのは、そういうことでした。

 

つまり、内装・燃費・グレードオプション・走行性能など

 

クルマの中身に関しては、どちらかのカタログをもらい、試乗すれば解る。 しかし、どちらが自分の好みかは、見ないと解らない。 そして、「見るとは、〝実物〟を見ることです」と、Hさんは言います。

 

「動画や写真だけではやっぱり迫力が分かりません。 特にヴェルファイアはグッと前に出る力強さがあるので、 実際にクルマの前に立って、見て頂きたいです」

 

筆者は礼を述べてトヨペットを後にすると、 300メートルほど離れたところに建つネッツ店に足を向けました。

 

「さきほどトヨペットさんでアルファードを見たんですが、 ヴェルファイアも見てみて下さいと言われまして・・・」

 

担当のSさんは、どうぞどうぞ、と 吹雪の中、終始にこやかな表情を崩さず付き合って下さいました。

 

実際にアルファードとヴェルファイアを見た、 筆者の感想をまとめます。

 

アルファード:

・フロントはしなやかな曲線と洗練された形状のグリルで 凛と立つシェパードを彷彿とさせる。
・サイドからリアに繋がるテールランプは、
〝細く長くカーブする〟という近年の流行を掬いながらも エンドの切り方に潔さがあって漲る自信を演出している。

 

ヴェルファイア:

・前面に張り出すようなノーズのフォルムとデザインは 成熟しつつも少年の心を失わない、大人の男の象徴。
・フロントからサイドへの複雑な曲面に目を引かれる。
・リアドアから延びるバイザーとシルエットのバランスが良い。

また、両車ともターゲットに合わせたデザインテーマがあり、アルファードは「豪華・勇壮」がテーマ、ヴェルファイアは「大胆不敵」がテーマとなっています。

筆者(20代前半)がどちらかを選ぶとすれば、アルファードです。

しかし、購入を検討している方は Hさんがアドバイスしていた通り、 ぜひご自分の目で2台のクルマを見に トヨペットとネッツの両店舗に行って頂きたいと思います。

 

*東京近郊にお住まいの方でしたら、 新車発表会が行われたトヨタショールーム「メガウェブ」に

 

遊びに行くのもオススメです。 約60台もの現行車種が揃っているので アルファードとヴェルファイアを同時に見れます。 有料ですが、試乗も可能なようですよ。

 

・ボディだけじゃない!エクステリアのバリエーション

 

「徹底解説」と銘打ったからには、 これだけでは終わりません。 最後の最後まで、両車の違いを解説します。

 

「違うのは見た目だけ」・・・ それはトヨタがデザインしたボディのことだけではないのです。 他に3つ、チェックすべきポイントがあります。

 

まずはカラーバリエーション。

 

今回モデルチェンジしたアルファードとヴェルファイアには、 それぞれ限定カラーが用意されています。

 

アルファードには「ラグジュアリーホワイトパール」、 ヴェルファイアには「バーニングブラック」。

アルファードとヴェルファイア

 

ラグジュアリーホワイトパールは、 淡いシャンパンのような優しく品のある佇まい。 バーニングブラックは 内に秘めた炎を醸す、さりげなくも雄々しい風格。

 

アルファードとヴェルファイアに似つかわしい、 イメージぴったりの色合いです。 色も大事な見た目の要素。 専用限定カラーで選ぶのもアリかも?

 

次に、エアロパーツ展開。

 

どちらも純正パーツはありますが、 若年層向けのヴェルファイアの方が 社外製のエアロパーツが豊富だそうです。 カスタマイズ派には耳寄り情報なのではないでしょうか?

 

そして最後に、エンブレム。

 

ご存知のとおり、アルファードは その名前の由来である「α」を模した冠を正面に配しています。

 

一方、ヴェルファイアには車種専用エンブレムがありません。 フロントトップを飾るのは、ネッツ共通の「N」。

 

トヨタの車種専用エンブレムは 創られるクルマもそうでないクルマもあります。 その基準や条件は何なのか、Sさんに伺ったところ

「デザインの一部であって、価格には関係ない」とのこと。

 

姉妹車として開発され、 同時に新型を発表・発売されたにも関わらず アルファードにはあるエンブレムが ヴェルファイアにはない・・・。

 

専用のエンブレムがあるかないかは、 人によっては大きな違いなのかもしれません。 あなたは気にしますか? それとも、あまり執着しませんか?

・旧型と新型との違いは?

旧型アルファード、ヴェルファイアと新型の違いは旧型がファミリーカーとして、販売対象が家族であるのに対して、新型はファミリーカーでありながらも

エグゼクティブや会社の役員などが乗る社用車としての位置づけにも置かれる車ということがあります。

2015年1月26日の新型アルファード、ヴェルファイアの発売の時点で「大空間高級サルーン」というセダンと同クラスの高級車というキャッチフレーズと

共に販売され、見た目のグリルやより重厚感のあるボディ。内装のエグゼクティブシートなどで演出することによってサルーンという名で呼ばれても恥ずかしく

ない車であることが旧型との一番の違いと言われています。

・新型になって大きく変わったこと

一番の違いは見た目だというものの、「他は何も変化はないのか?」と思う方がいると思います。せっかくのフルモデルチェンジ、変わったのが見た目だけなんてのもおかしな話です。もちろん、そんなことはありませんよ。解説していきましょう。

アルファードとヴェルファイアの違いは、エクテリアデザイン以外にないということでしたので、仕様についてはまとめて紹介します。

まずは誰もが気になる燃費から。
旧型にもあったハイブリッドエンジンはもちろん搭載。それも踏まえて燃費性能は18.4~19.4km/リットル と言ったところ。旧型の燃費性能が16.2~18.0km/リットル なので一割ほど向上していますね。新型は車両重量が旧型より40㎏ほど増えているのですが、燃費性能に関わってくる重量が増えても支障を与えるどころか向上させるとはさすがと言わざるをえませんね。

次に、車の乗るからには気になる。走行性能。こちらは重量が増えたこともあって、抜群に良くなった!というほど大きく変わってはいないようですが、操縦安定性は向上しているとのこと。安定した運転ができるというのなら、安全性も確保されていることですし、がっかりしなくてもよさそうです。

最後に、快適なドライブには欠かせない乗り心地。これは大きな変化と言ってもいいほどにダントツで向上しているようです。新開発のリヤサスペンションにより、走行の際の振動が抑えられ快適な乗り心地になっているのです。静粛性も確実に進化しています。

またグレードによれば、助手席にスーパーロングスライド が搭載されるものもあり、ゆったり足を伸ばすことができますし、座席も広々としています。運転での乗り心地だけでなく、物理的な快適さも向上しているわけですね。

運転席も助手席も後部座席、座席に乗る全ての人のために徹底された快適さです。ここまでされて快適ではないと言う人はなかなかいないでしょう。

いかがでしたか?見た目以外の新型と旧型の差も歴然だったので、こちらを読んで、購入したくなったという方、もしくは既に購入予定の方もいらっしゃると思います。今までの愛車から乗り換えなんて方はもちろんいるでしょうから、下取りしてもらう際には下取り価格の相場を調べておくことをオススメします。特に旧型アルファード・ヴェルファイアの二車種は新型の登場で、人気は少しずつなくなっている状態。値崩れを起こしつつあるので、あまりにも安い価格で下取りしてもらうなんてことには気を付けてください。気になる部分があれば担当者の人にも質問しましょう。

 

・最後の決め手はクルマじゃない?

 

Sさんにも「どちらかであれば、やっぱり好みですか?」 と尋ねたところ、意外な答えが返ってきました。

 

「クルマの見た目もありますが・・・ 人とか、お金であったりもしますね。 この人から買いたいとか、 こっちの店のほうが値引きがいいとか」

 

確かに、クルマを買うときに 販売店の担当者さんとの関係は重要なファクターです。 知人や親類からの紹介であるとか、 話していて気持ちがいいなどの自分が受けた印象で

「この人が言うなら」と 車種の判断を託すパターンも多いのではないでしょうか。

 

値引きも同じように、 以前もその人やその店舗で買った、キャンペーンをしている、といったことで 他で買うよりも安くなることがあります。

 

さんざん悩んだ末に、 クルマでないところで決めることもある・・・ 金額は大きいですが、「買い物」と考えれば それも自然なことなのかもしれません。

 

選び方、買い方は人それぞれですが それもまたクルマ選びの面白いところなのだと思います。 それには、正解も不正解もありません。

 

 

長くなってしまいましたが、 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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