トヨタのミニバン

エスティマがロングセラーになっている理由

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張り出したフロントで強く自己主張するミニバンが増えている昨今、
トヨタ・エスティマは昔ながらのデザインを大きく変えないまま、
ミニバン市場において長く支持されています。

その理由はどこにあるのか?

今回はエスティマ特集です!

エスティマ

(写真は公式サイトより)

・まずは基本データ

まずは、エスティマの基本を押さえておきましょう。

メーカー :トヨタ
発売 :1990年
略歴 :2000年、2006年にフルモデルチェンジ。2001年にハイブリッドモデルが登場。現行型は2012年のマイナーチェンジ後のモデル。

価格帯 :280~400万円(ガソリン車)
390~510万円(ハイブリッド車)

燃費 :9.7~11.6km/L(ガソリン車)
:18.0km/L(ハイブリッド車)

トヨタ公式サイトによると、車名は英語の「estimable」=「尊敬に値する」から。
また、エンブレムは頭文字の「E」を象った車種オリジナルのもの。

エスティマは「ミニバン」というコンセプトの自動車を
日本に根づかせた、ドメスティックミニバンの始祖。
そのクルマが25年以上の時を経た今もなお、モデルチェンジと改良を繰り返して
ディーラーの店頭に並んでいること自体、驚くべき実績なのかもしれません。
ロングセラーの素質はもちろん、販売成績に裏打ちされています。
派手な広告を打ち出していないにもかかわらず、2014年のほとんどの月で
軽自動車・国外メーカー車を除く乗用車の30位以内に食い込んでいるのです。

・エスティマの立ち位置

発売当初こそ馴染みのなかった「ミニバン」というカテゴリも
今では「コンパクト」から「もはやVIPルーム」と化したそれまで、
ジャンルの幅が広くなってきています。
その中にあって、エスティマは
「ミニバンのメインストリーム」と自らを評します。

販売店でエスティマの魅力を聞いてみると、
営業スタッフのOさんから、こんな答えが返ってきました。
エスティマの良さは、やはり長距離ドライブに表れます。
なんと言っても楽なんですね」
「それは、ドライバーがですか?」
「どちらもです。運転をされる方も、乗っている方も。
大きさが違いますので、シートも余裕がありますし
乗り心地だけで言えば、やはりミドルクラスのミニバンとは比べ物になりません」

ボディサイズの大きさ、イコール、シートの大きさ。
シートの大きさ、イコール、座り心地。
座り心地、イコール、乗り心地・・・
という三段論法のようです。

厳密にはもちろん、さまざまな構造上の理由も他にあるのでしょうが、
それらもボディサイズに比例して向上することは確か。
3ナンバーのLサイズミニバンであるエスティマの
最大の魅力は、やはり、その抱擁感にあるのです。

・小回りの代償に得られるもの

大きいクルマは小回りが効かない、
重いから燃費が悪い・・・と
一般のユーザーは、とかく
「大きい」「重い」ことを否定的に捉えがちです。

それらは、確かに間違ってはいません。
しかし、悪いことばかりかと言えば、そうでもないらしいのです。

「エスティマは大きいので、やはり小回りは良くありません。
しかし、その代わりというか、
〝まっすぐ走る〟ことにかけては
小さいクルマよりも優れているんですよ」
「まっすぐ走る?」

それって普通なのでは・・・という筆者の疑問に
Oさんは丁寧に答えてくださいます。

「クルマを運転していて、たとえば轍にタイヤを取られるとか、
風にあおられることはないですか?」
「あぁ、はい、ありますね」
「ただ普通にまっすぐ走るだけだとしても、
微妙にハンドルを調整していますよね」
「していますね」
「小さいクルマほど、その作業をおろそかにできません。
エスティマのサイズだと、重さもありますし
タイヤ間の幅が広いので、直進安定性があるんですね」
「なるほど」

小回りと直進安定性はトレードオフの関係だそう。
小回りが効く=曲がりやすい
ということなので、これはとても腑に落ちる話です。

FFやFRといった、駆動輪の違いによっても
それは言われることですが、ホイールベースによっても
その性能が変わってくるというのは、重要なポイントですね。

・完璧なクルマは、ない

取材の最後に、少し残念そうに、Oさんは言います。

「やはり、ゆったり座れて荷物が積めて
小回りが利いて燃費が良くてキビキビ走って・・・
なんていう完璧なクルマって、
これからも出ないと思うんですよ」
「そう、ですよね」
「やはり、何を取るか。
エスティマを選んで取れるものと、
ノアを選んで取れるものと、
シエンタを選んで取れるものは、それぞれ違いますので」
「それぞれのユーザーに、その時々の正解があるということですよね」
「はい。ぜひ、ご自分の求めるものを
備えたクルマを選び、納得して、買って頂きたいと思います」

完璧なクルマはない。
ただ、自分にとって最高のクルマはきっとある。
Oさんはそう言いたかったのだと思います。

しかし、
では本当に自分のニーズにピタリ符号したクルマがあれば
それを買って間違いないか、と言うと
実は筆者には疑問が沸きます。

クルマやメーカーにはそれぞれ歴史があり、キャラクターがあります。
たとえば他のミニバンになく、エスティマにだけ感じるものは「知性」
開発のエピソードから、
人生の一部をともに生きるものとしての物語まで含めて、
自分や家族、友人たちを乗せて走ってくれると直感したならば
クルマにおいて、それ以上の性能はないとも思うのです。

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