トヨタのミニバン

ヴェルファイアハイブリッドの燃費はガソリン車と比べると体感できるほどお得?

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トヨタの人気ミニバン・ヴェルファイア。
2011年にハイブリッドモデルが追加され、
LLサイズクラスにはつきものの燃費の問題にも対応しました。

今回はそんなヴェルファイアの燃費性能に注目!

ヴェルファイアエアロ
(ヴェルファイア・エアロ 写真は公式サイトより)

・まずはカタログを見てみる

まずは、ガソリン車とハイブリッド車の燃費を
カタログの数値から較べてみましょう。

新型ヴェルファイア ガソリンエンジン・ハイブリッド車 対比
ガソリン(直4)ガソリン(V6)ハイブリッド(直4)
燃料消費率(km/L)12.89.519.4
最高出力(ps)182280197
総排気量(cc)249334562493
使用燃料レギュラーハイオクレギュラー

(出典:ヴェルファイア主要諸元表)

※少し補足すると、
最高出力はエンジン(ハイブリッド車はエンジン+モーター)のパワーです。
psは約1馬力。
2.5Lのガソリン車とハイブリッド車は、エンジンそのものは同じです。
直列4気筒のDOHC。
この数値どおりであれば、同じ量のガソリンを入れたとき
ハイブリッド車は同程度のパワーを持つ2.5Lガソリン車の
約1.5倍もの距離を走る、と言えます。

・公称燃費と実燃費

数行前を読んだみなさんが、
「でも、この数値どおりじゃないんでしょ」
と呟いた声が聴こえてきます。

そうですね。
カタログやCMで声高に叫ばれる「公称燃費」なんて、
実際の運転ではおよそ出る数字ではありません。

〝市街地の運転ではその6~7割、
高速道路ではもうちょっと伸びる、というくらい〟
だというのは周知の事実。
実際にユーザーが乗ったときの燃費を、
「公称燃費」に対して「実燃費」と呼びます。

ところで、燃費ネンピとよく言いますが
混乱していらっしゃる方も多いと思うので、整理しておきましょう。

燃費とは、燃料消費率を縮めた言葉です。
それを示すのによく使われるのは、km/L(キロメーター・パー・リッター)。
これは、「1リットルの燃料で何km走れるのか」を表しています。

「燃料の消費率が小さい(低燃費)」ほど
「1リットルでよく走る(km/Lが大きい)」ということになります。

ちなみに、
「燃費(燃料消費率)がいい」という言い方は
「同じ距離でも燃料をよく消費する」という意味なので
本来であれば、間違いですね。

燃料消費率と言うのなら単位を「L/km」にすればよかったのではと思いますが、
決めてしまったものはなかなか変えられません。
メーカーもエンドユーザーも、
しばらくは「燃費」と「km/L」で
コミュニケーションを取るしかないですね。

話は戻って、公称燃費と実燃費の差。
どうしてこんなに違うのか、納得がいきませんよね?

ヴェルファイアの比較をする前に、
このことについて、少しお話したいと思います。

・公称燃費はクルマのポテンシャルの最大値

自分が乗って走ったときはそんなに伸びないのに、
どうしてメーカーは堂々と大きな数字で売り込むのか?
公称燃費は、本当にそのクルマの燃費なのか?

そんな疑問が生まれるのも無理はありません。

誤解のないよう、最初にお答えしますが
「公称燃費は、本当にそのクルマの燃費」ですし
「計算上で出した数字ではなく、実際に走らせて得られた結果」です。

カタログの公称燃費には、小さな米印をよく見ますね。

ハイブリッド車  19.4km/L※定められた試験条件のもとでの値です。

・・・という感じ。
何が書いてあるのか、拡大してみましょう。

km/L※定められた試験条件のもとでの値です。

そう、公称燃費の秘密は、「定められた試験条件」にありました。

試験条件とは

・ロードコース
・気候
・車両の整備状況
・車両の使用状況
・ドライバーの技術
です。

地域やメーカーによっても多少変わるかと思いますが、
燃費を計測する際に使われるのはオーバルサーキットです。
路面は管理され手入れが行き届いていて、
邪魔をするクルマも、もちろん信号もありません。
おそらくは晴天の風が強くない日に、
タイヤの空気圧から何から、完璧に整備された車両
ライトやエアコンなど電装部品を使わず走らせる。

しかも、
その車両を運転するのはプロのドライバーです。
アクセルワークとステアリング、もしかしたら体重移動さえも
クルマの操作すべてに気を遣って、

エンジンが創りだすエネルギーを全く無駄にしない。

筆者もそうですが、
「実家に帰ったとき親のクルマを1日借りると
燃費が2km/Lくらい伸びる」という人がいます。
素人同士でも、発進・加速・減速・停止のしかたで
それほど燃費は変わります。

しかし、燃費計測のテストドライバーは
アクセルペダルを1ミリ単位で踏み分けるといいますから、
その技術が燃費向上にどれほど貢献しているのか、想像もつきません。

外的あるいは内的要因のすべてに気を配り、
クルマにとって最高の環境を用意することで
引き出した最大値が、カタログの公称燃費なのです。

・ヴェルファイアのハイブリッドは買い?

お待たせしました。
いよいよ、ヴェルファイアハイブリッドの燃費を検討します。

販売店の方が言うには、

「ハイブリッドモデルは、1年間で15,000km以上走る方におすすめします」

とのこと。

実際に計算してみましょう。

燃費をさきほどの表から取り、それぞれの実燃費を
(旧型の口コミ実燃費から想定して)
ガソリン車=公称燃費の9掛け
ハイブリッド=公称燃費の8掛けと仮定し、
ガソリンをリッター130円とすると、
15000km走ったときの両車の燃料費は

ガソリン車 :15000÷(12.8×0.9)×130=169,270.833
ハイブリッド車 :15000÷(19.4×0.8)×130=125,644.33

15000km走った時点で、43,627円の差が出ます。
3年間でおよそ13万円。

対して本体価格の差額は、たとえばXグレードの8人乗りでは
約65万円。

エコカー減税・免税と合わせて鑑みてみなければ
正確なことは言えませんが、モトが取れるのは4~5年後でしょうか。

距離で言うと、60000kmから70000km走ったところで差額が埋まり
そこから先は乗るほど得をする、ということになります。

・クルマの乗り方と買い方

終身雇用制度の廃止とともに、というわけでもありませんが
近年はクルマの乗り方にも新しい風潮があります。

「買って、飽きるか壊れるかまで乗る」

というのがこれまでの乗り方とすれば、

「3年分買って、3年後に乗り換える」

のが新しいクルマの乗り方です。

本筋とは関係がないので詳細は割愛しますが、
現在各メーカーでは「残価設定型」のクルマの買い方を提案しています。
それは「はじめから3年間(4年、5年の選択肢も)だけ乗るつもりで買う」というもの。
数年前に始まったこの新しい買い方を
実際に利用しているユーザーも増えてきているようです。

ヴェルファイアの場合、3年後の残価設定は「約半分」とのこと。
ハイブリッドとガソリン車の値落ちが同程度とすれば
差額も半分となりますが、それでも約33万円。

もしもヴェルファイアを3年間だけ乗るとすれば、
ハイブリッドモデルでモトを取るには
かなりのペースで走らないといけないかもしれません。

実際に購入する際には、
ディーラーや中古車店の販売員の話を聞くだけでなく、
一度ご自分で計算してみるのもおすすめです。

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